九州支部

活動報告

「令和5年度 九州支部交流会」報告

令和5年10月13日(金) 午後1時30分から4時まで、交流会を「あいれふ」講堂にて開催しました。参加数 32名でした。

阿蘇自然葬DVD 放映。よく出来ていますね、何度見てもいいです、と言われた方もいました。

支部長挨拶

 着席を地域別にしていますので、どうぞ、お互いに自己紹介なり、交流してください。

自然葬体験発表

❀海の自然葬 T・Rさん

 本年8月に、家族計10名で海の自然葬を実施しました。8月16日に予定していましたが、台風が12日・13日と吹き荒れたので、ボート会社から14日に電話があり、19日に延期するとのお知らせでした。「もう通り過ぎるはずだけどなー」とも思いましたし、関東地区に住んでいる子供たちもいましたので困りましたが、予定通り来てもらい、16日の午後に会食を致しました。終わって外に出ますと、天気は晴れですが、すごい突風が吹き荒れていました。こんなで海に出ていたら大変だっただろうと思ったものです。19日の実施時は良好の天候で、順調に自然葬を実施でき、帰路は10名全員が2階のデッキに上り、博多湾の海を堪能致しました。6年前に模擬自然葬を体験し、是非実現したいと思っていました。

❀山の自然葬 I・Kさん

 昨年4月に阿蘇で自然葬を行いました。2016年の秋に行われた模擬自然葬に参加した時に、秋の七草が咲いていて良いなーと思っていました。夫がまだ元気な時に「墓はいらない、土に還りたい」といつも言っていましたので、実施は春でしたが、花も咲いていて良かったです。
 九州は火葬場の火力が強いので、家庭で粉骨をしやすいと聞いていました。すりばちを購入して行いました、ほとんど出来ましたが、少し硬い部分が残りましたので、残しておいて、私の時に一緒にしてもらいたいと伝えています。「さよなら」ではなく「またねー」。

❀海の自然葬 Kさん

 夫が亡くなって3年になりますが、海の自然葬を行いました。出港時は晴天だったのに、ボートが沖に出ていくと海が大荒れで、本当に動顛しました。デッキには手すりがあるので、一応順調に自然葬を実施しましたが、港に戻って来ると青空になっていました。このような体験もあることをお伝えしたいと思っています。

意見交換・質疑応答

Aさん
あるお寺さんで、お墓を持っていなくて、自然葬も受け入れているところもある。
Bさん
高齢者で病気がちの人で、「急変しても救急車を呼ぶな」と言う人がいる。
Cさん
墓じまいを考えているが、皆さんの様子を知りたい。
Dさん
当会はどこまで、してくれるのでしょうか?
回答
当会は骨壺に入ってる遺骨を持っているところからお手伝いするのが役割ですが、そうなる前の、墓じまいなど、ご家族にとっての問題点にアドバイスが出来ることもあります。

休憩中に 会員からオカリナの演奏

会員からの提案

  1. ①来年の5月頃に「市民の集い」を開催するには、そろそろ講演して頂く方の予定を進めなければならない、有名人と言うよりも、例えば自然葬に会の初期から具体的にかかわった人などはどうか?
  2. ②各地の公民館を使わせてもらって、オリエンテーションをもっと開催してはどうか、地元の公民館に尋ねると充分可能性があるので、具体的に進めてみてはどうか?

支部長より

  公民館の件、ありがとうございます。ぜひ進めましょう。会員の皆さんに関する「死後事務委任契約」と「次世代バトンタッチ会員制度」について、ぜひ検討して頂きたい。特に、連れ合いが亡くなっておられる方で、ご自身の自然葬を実行してくれるお子さんなり、親戚の方なりにご意思を明確にすることが必要です。

会の活動としては、8月19日と10月7日に海の自然葬を行いました。また、10月22日には3組の特別合同葬を行いました。

 11月に予定されていた「模擬自然葬」は天候不良のため延期されました。

※お問い合わせは、本部事務局までお願いします。☎03-5577-6209