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2013年7月1日
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ごあいさつ

ごあいさつ

 人をいかにして葬るのか。それは、人類にとって永遠の課題です。そして、時代によって、その方法は大きく変わってきました。とくに最近の日本では、この「人を葬る」という方法をめぐって大きな変化が起きています。
 私たちの会では、亡くなった方のなきがらを自然に還す「自然葬」を提唱してきましたが、少し前までの日本の葬送は、この自然葬が基本でした。土葬すれ ば、遺体はそのまま土に還りました。火葬の場合にも、今とは違い、残った灰を撒いてしまうことで、やはり土に還っていきました。
 それに比較したとき、現代に行われている近代化された火葬では、骨壷に入った遺骨が残り、それを収めるために墓を必要とします。遺骨は、骨壷に入れられ たまま、自然に還っていくことができません。そして、墓は、それを守っていく家族にとって大いなる負担になったりします。
 その点で、現在一般化した人の葬り方は、「不自然葬」であるとも言えます。ひどく不便で、本当の意味で故人を弔うものになっていない面があります。
 私たちの会がめざしているのは、不自然葬から脱し、誰もが自然に還っていくことができる自然葬を広めていくことです。そのためには、会の仲間となってい ただいた方々を自然に還すお手伝いをするとともに、自然葬を妨げているさまざまな要因を取り除いていかなければなりません。そこに、20年を超えて続いて いる私たちの運動の意義があります。
 是非、皆様方には新しい仲間に入っていただき、「葬送の自由」を確立するためにともに歩んでいただきたいと思います。人にとって避けられない死の問題を直視し、自然の大いなる連関のなかに還っていこうではありませんか。


会長 島田裕巳

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