永続会員特別合同葬無料制度 順調
21人の方々が利用を申し出
「このたび、本会が無償で実施する『20年永続会員特別合同葬』の第1回対象者になられました。長い間本会を支えていただき、本当にありがとうございました」
会発足の1991年2月に入会された会員が今年で20年目に入り、3月5日付でまず、44人の会員に「20年永続会員特別合同葬無償制度」スタートに際しての安田会長の「ごあいさつ」をお送りしました。これに応え、7人の方々が利用申し出をされました。翌3月入会の方々から4人、20年分の会費をまとめて納入された方々のうちの10人からも申し出があり、4月末現在でこの制度利用を申し出ていただいた会員は計21人となりました。順調な滑り出しです。これから月ごとに対象会員には通知します。利用希望者は申し出てください。
ご存じの通り、この制度は20年の会員歴をもつ会員を対象に、長い間会を支えていただいたことへの感謝の気持ちを表そうという目的でつくられました。発端は、2002年12月に会がNPO法人に移行した際記念事業として設けた、会員歴30年を超えた方を対象に特別合同葬無償にするという制度です。2007年度の総会で、30年を20年に短縮して現在に至りました。20年の会員歴があり、会の特別合同自然葬を希望される方は無償で自然葬ができます。20年分の会費をまとめて納められた会員も利用できます。
現在、会が行う特別合同自然葬は、「再生」の毎号に掲載している「特別合同自然葬の日程」の通りの場所、日程で行っています。会としては今後も、再生の森での実施なども含めて可能なところから特別合同自然葬の機会をふやそうと考えています。検討の参考にしてください。
制度の目的は、1、非営利活動を行うNPO法人の使命として、可能な費用の軽減をめざす、2、葬送基本法制定運動の一環として運動の社会的アピールをはかる、3、会員の定着、増加の一助にする、4、若年層の会員に会への関心を高めてもらう、などです。
こうした制度があることを知人、友人などにも説明いただいて、会の活動のPRに活用してくださることもお願いします。
20年前の2月、東京・飯田橋の東京都消費者センターであった第1回集会は予想以上の熱気にあふれ、予定した会場が狭くなって急遽広い部屋に変更しましたが、それでもいすが足らず立ったまま参加した人もいました。
1990年9月24日の朝日新聞論壇欄に、安田会長の論文「『遺灰を海に山に』は違法か」が載り、各紙の声欄では多くの論議が交わされ、11月には朝日新聞の「天声人語」が取り上げましました。墓や葬送に対する長年の疑問から開放されて、爆発的な反響が全国に広がりました。91年2月に安田会長を中心に賛同者が集まり、趣意書を決議して会の誕生となりました。
会発足のこの2月ひと月で会員になられたのは142人。以来20年、死去、自然葬をされた方もいます。44人の方々はそうした中でずっと会員を続けてこられた人々です。
入会カードを繰ると、「うれしいです。こういう会ができて。間に合ってよかった」とか「夢でした」「ちょうど夫と議論していたので、新聞社に問い合わせました」などと、当時の会への新鮮な期待感が生き生きと記されています。 今回申し込まれた方からこのような便りもありました。
「会の多くの方々のご活躍のお陰で無事に20年を過ごせたことに感謝しています。今後ますます国民の中に浸透してゆき、葬送が真の個人の意思で選択されてゆく日も近いことと思っております」
再生 第77号 (2010.6.1)
