関 西 支 部

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    関西支部 拡大会員交流会で会と山片蟋桃の話 高橋洋子さん、父淳雄さん偲ぶ講話


    今年の3月に同じ大阪・難波で会員交流会をもった時に、30人の方に集まっていただきました。今回も多くの方にと期待していたのですが、スタッフも含めて12人という少人数の会になりました。10月1日(土)はいい日で、運動会などと重なったのも影響したと思います。より多くの方に参加いただける会員交流会の持ち方をどうするかが今後の検討課題です。

    この原稿を執筆している報告者吉田秀樹の話は、江戸時代中期の大阪の町人学者山片蟠桃の考えの中に葬送の自由をすすめる会に繋がるものがあるのではないかという内容です。詳しい内容は12月発行予定の支部通信で報告する予定です。

    高橋洋子さんの話の内容は、洋子さんの父、高橋淳雄さんの自然葬に関することでした。

    高橋さんは、関西支部が崩壊寸前の時に「私が関西支部長を引き受ける」といって乗り出して下さった方でした。高橋洋子さんのお話によれば、亡くなる寸前まで関西支部のことを気にされていたそうです。人好きで、いろんな会にかかわっておられたが、自分からすすんでやっていたのはこの会だけだったという話を聞き、高橋さんの会に対する熱い思いが伝わってきました。

    「父もやりたいことをやって、自然葬という人生の最期を迎えることができて感謝しています」という洋子さんの言葉が聞けた時には、こちらまでうれしくなりました。高橋さんの自然葬への思いの中には戦争体験があるということでした。毎日のように死んでいく戦友を置いていくしかない極限の中での思いが自然葬の考え方に繋がっているとのことでした。墓は権威の象徴であり、自然破壊であると考えていた高橋さんにとり、自然葬が人間のありのままの還り方でした。高橋さんはよく「墓はなくてもいいのですよ。思い出すだけで」と言っておられたそうです。

    「そういうわけで父の墓はありません。しかし、父は今も私の心の中に生きています」という洋子さんの言葉が印象的でした。

     この後、当日参加していただいた荒川さんより、すでに作成した「死んだ時のシナリオ」について報告していただきました。参加者から「具体的な報告が聞けてよかった」という感想をいただきました。

     関西支部は来年3月に同じ大阪難波で「講演会」を予定しています。

    (吉田秀樹・記)

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