(20070701_web_ed)
|
|
■「自然葬と世界の宗教」
会結成20周年記念事業の第一弾として、会が会の顧問でもある中村生雄学習院大学教授とともに編集された。
編者:中村生雄・安田睦彦
定価:2200円+税
凱風社刊
■「自然葬ハンドブック」
葬送の自由をすすめる会編・700円+税
一冊で自然葬の実際が分かります。
自然葬の手順や契約の仕方など実際に役立つ情報をまとめ、一冊で自然葬の大枠がわかるように編集しました。会刊行の書籍を中心に、これまで自然葬についての書籍はたくさん刊行されてきましたが、実用的情報をまとめた本を出してほしいという要望が強くあり、会創立15周年記念事業のひとつとして計画してきたものです。
全国各地の自然葬の様子が一覧で分かる「自然葬実施地図」や会のこれまでの活動の記録などもまとめ、写真で最近の自然葬の場面を紹介するなど、会の具体的活動に触れる機会のなかった人にも参考になる本になった、と思います。
本文70ページ。「自然葬へのいざない」でわれわれの運動がスタートした経過を紹介。「葬送の周辺知識」では相続問題など、死をめぐり避けられない周辺知識を簡単にまとめ、「葬送と規制の歴史」で自然葬の歴史的な意味を考えます。そうした基本をふまえ、「これが自然葬」で、自然葬を体験した遺族の感動の気持ちや実行するための方法を解説しています。続いて、Q&Aの形で手順や契約の仕方など具体例をあげながら解説しています。
主要書店で購入することができます。また、会の事務局にご連絡いただければ出版元に手配します。遠慮なくお申し出下さい。
■岩波ブックレット「お墓がないと死ねませんか」 480円
葬送の自由について社会的合意を広げるために安田会長が執筆した、自然葬に関する基本的著作です。64ペ−ジの小冊子ですが、自然葬の市民権を確立するうえで大きな役割を果たし、すでに5刷を重ねました。活字も大きく、読みやすいのが特徴です。
■「葬送の自由と自然葬」 1,500円
山折哲雄・安田睦彦ら編著うみ・やま・そらへ還る旅−自然葬を支える日本人の伝統的死生観、法律的裏付け、遺言状の書き方、別れと追憶・自然葬の感動的リポ−ト、会の歩み−市民運動10年の体験と知恵を集大成。234ペ−ジ、凱風社。
■「自然葬」 880円
本会主催のシンポジウム「現代の生死と自然葬−宗教者の大討論会」の全記録。神道、仏教、キリスト教などの宗教者や作家、科学者、法律家のパネリストが生死の問題、葬儀、自然葬を語り合います。季刊「仏教」の別冊として刊行。102ペ−ジ。法蔵館。
■「死んでもお墓に入りたくないあなたのための法律Q&A」 1,200円
自然をめぐって会に寄せられた疑問や質問を70項目に分けて法律面から正確に答えたのが本書です。著者は梶山正三さんら本会会員の3人の弁護士。自然葬について本邦では初の法律相談書で、お墓をめぐる諸問題にも触れています。173ペ−ジ。社会評論社。
■「森と水を守る自然葬」 1,545円
「自然葬」を生み出すきっかけとなった「再生の森」構想をめぐって堂本暁子(参議院議員、現千葉県知事)、黒澤丈夫(群馬県上野村村長)、安田喜憲(国際日本文化研究センタ−教授)、安田睦彦(本会会長)ら9氏が討論。189ペ−ジ。社会評論社。
■「墓と葬式の自由」 2,200円
本会の創立5周年記念シンポジウムで行われた 「お墓大討論 」の全記録。パネリストは山折哲雄、小山内美江子、加地伸行、宮迫千鶴、上田紀行、安田睦彦ら8氏。現代の葬儀をめぐる主要問題のほとんどが本書に提出されています。228ペ−ジ。法蔵館。
■「タゴ−ルとガンディ−再発見」 1,000円
会の10周年記念行事として2001年5月に開いたシンポジウムの全記録。アジアを代表する2人の哲人が問いかける「自然と人間の共生」「西洋と東洋の対話」「人種・宗教・民族の交流」についてパネリスト4が縦横に語り合います。89ペ−ジ。法蔵館
■ ビデオ「葬送の自由をすすめる会〜10年のあゆみ」 1,000円
本会の10年の歩みと自然葬の実例を紹介したものです。“百聞は一見にしかず”で、会の活動が一目でわかる映像ソフトです。
★書籍、ビデオ購入希望の方は本部事務局に電話でお問い合わせください★
会誌「再生」(年4回発行、会員に配布)
1991年3月15日に0号発行
1991年6月1日に1号が発行されました。
最新号は2007年6月1日発行の65号です。
会員の著作・紹介
■「よき死の作法」 熊本大学生命倫理研究会論集 第4巻。高橋隆雄(倫理学)、田口宏昭(社会学)両教授編。301ページ。九州大学出版会刊。\3,200(税別)。
本書は、この論集でこれまでにとりあげた「遺伝子の時代の倫理」「ケア論の射程」「ヒトの生命と人間の尊厳」に続くもの。死という大きなテーマに正面から取り組んでいる。
編者のひとりである田口宏昭教授を中心とする「終末期医療の研究グループ」による理系、文系をクロスする共同研究の成果、哲学、倫理学、社会学、日本文学、文化人類学、医学、看護学など多彩な研究者が執筆している。「よき生」は「よき死」につながる。「よき死」への願望と作法をめぐって深い考察がなされている。
葬送の自由をすすめる会の前九州支部長だった田口教授は「自然葬と現代」という論文を寄せている。
そこで田口さんは「自然葬の会員同士は無縁の縁によって結びつけられた人々である。(中略)そこに新たな種類のネットワークが形成されてゆくのをみる。それは多様な社会的属性をもち、多様な宗教的・政治的信条をもつ人々が『自然との共生』『自然への回帰』という価値観と世界観を共有するネットワークである」と指摘している。
田口さんは「会の運動は“近代”への徹底―自己決定と自由、“超近代”への飛翔―自然への回帰と伝統、の二つが矛盾なく融合されるような新しい文化の創造過程にある」という。会員のひとりとして励まされたように感じた。
■家族介護 この究極のドラマ
(大沢周子著、講談社、1500円=税別)
あとがきに、「老いに寄り添う家族もまた、踏み迷い、立ちつくし、行方は定め難い」と記す。高齢化社会が現実になって、家族介護のドラマは日常茶飯事のように目にすることができる。著者は、その姿を表面的に見過ごすのではなく、医師や弁護士、合唱団の指導者へのインタビューなどを通して、きめ細かくていねいに追っていく。そこには、人間社会が初めて直面するさまざまな姿が現われ、戸惑う姿がある。
巻頭のドキュメントは、妻をがんで失った男性が妻の友人だったという介護ヘルパーと結婚する。しかし、男が悲嘆の谷から立ち上がるのを見届けると、ヘルパーは「私が傍らにいる必要はもうない」と離婚を申し出たというドラマ。
5本のドキュメントのあと、終章に終のすみかの探し方や安心情報、特別養護老人ホームのルポ、暮らしの実際などが具体的に記されている。
(会の事務局に届けられたものを紹介しました)
■民族浄化」を裁く――旧ユーゴ戦犯法廷の現場から――
(多谷千香子著、岩波新書、700円=税別)
“唯一の日本人判事が虐殺の真相を明かす”と帯に大きくうたわれている。著者は東京地検検事、外務省国連局付検事、最高検検事などを経て2005年春退官、現在法政大学法学部教授。その間、1995年に全欧安保協力機構マケドニア紛争拡大防止ミッションメンバー。2001年から2004年まで、オランダ・ハーグにある旧ユーゴ国際刑事裁判所判事を務めた。
ユーゴ連邦の崩壊は民族間の内戦を伴い、「民族浄化」と呼ばれるすさまじい悲劇を生んだ。そこで引き起こされた戦争犯罪を裁く旧ユーゴ戦犯法廷で審理を担った著者がみたものは――。「民族浄化」の真相に迫り、国際刑事裁判の意義と限界、和解と平和建設の条件について考える。
■人類は絶滅を選択するのか
(小原秀雄著、明石書店、2300円=税別)
地球の自然界と人間のあり方との相互作用について考究してきた生物学者が人類の行方を考察した。1989年に書いた初版に加筆して刊行した。人間を中心にした生物界と生態系の維持の仕組みは、人間があらゆる生物を奴隷的に扱うという形をとってきた。人類ががん細胞のように地球上の生物の世界の中に無制限で増えることが、いつまでも制限なしに可能なのか。著者は、人為的生物界は自然の系と違うため相互作用がうまく働かず、矛盾した状態が起きると考え、自然生物界自体、もはや危機的状況ということを論証して、人類社会に警告する。
注文はTEL:03-5684-2671/FAX:03-5684-4510
または電子メールでどうぞ